妊娠中の貧血、症状や治療法について

妊娠中の貧血、症状や治療法について

妊娠すると赤ちゃんを育てていくために血液量が増えますが、血液全体の増加量に対し赤血球の生産が間に合わないので、赤血球の割合が減り血液は薄い状態となっているため貧血になりやすくなるのです。その為今まで全く貧血でなかった人でも貧血になることがあります。

貧血の症状

  • 少し体を動かすと動悸がする
  • 階段を上ると息切れがする
  • めまいや立ちくらみがする
  • 体がだるく倦怠感がある
  • 少しのことで疲れを感じる
  • 常に手足の冷えを感じる
  • 朝がつらくなかなか起きられない

貧血の治療法

貧血の治療方法は、食事療法や薬で治療します。食事療法は食事で鉄分の多いものを摂取して、足りない鉄分を補います。鉄分は吸収率が良くないので、鉄分が多く含まれる食材を意識してとることが大切です。植物性食品に含まれる鉄分は吸収率が悪いですが、ビタミンCやタンパク質、お酢と一緒に摂取することで、吸収率がアップします。動物性食品に含まれる鉄分は、植物性食品に比べると吸収率がとてもよく特にレバーがお勧めです。
薬で治療する場合は鉄剤が処方されます。人によっては胃がむかむかしてしまうことや、便秘や下痢になることもあります。体に合わない時は医師に相談して、別のものを処方してもらうといいと思います。
お茶に含まれるタンニンという成分は、鉄分の吸収を妨げる働きがあるので、貧血の時は気をつけましょう。

 

鉄分を多く含む食材

 

動物性食品
レバー、シジミ、ワカサギ、牛肉の赤身、魚の血合い、イワシ、かき、卵など
植物性食品
ホウレンソウ、ヒジキ、小松菜、高野豆腐、わかめ、ゴマ、海苔など

貧血が赤ちゃんや出産へ及ぼす影響

ママが貧血になっても、鉄分は赤ちゃんに優先的にまわされるため、ほとんど影響ありませんが、貧血の症状が重症の時などは、赤ちゃんが貧血になったり成長が遅れたりすることもあるので、ただの貧血とほったらかしにせずしっかり治療しましょう。
貧血のまま出産すると出血量が多くなることや、少しの出血でも血圧が下がってしまうこともあります。また産後の回復が悪く、母乳の出にも影響します。