おまるは必要?使い方や注意点を解説【正看護師が解説】

おまるは子供がトイレを上手にできるようになるための、前段階の練習をするために使います。

おまるを使うことで、トイレにすんなりと座れるようになることが期待できます。

トイレを嫌がらずに楽しくできるようになるため、おまるを上手に使うことが必要です。

おまるを使うことでのメリットや、いつ頃使いはじめればいいのか、などについて詳しく説明をしていきます。

おまるとは

おまるとは、具体的にはどんな目的で使うのか、そして使い方などについて説明していきます。

目的

おまるとは、簡易的な持ち運びのできる便座のことです。おまるを使う目的は、トイレトレーニングの一種です。

人は一人で排せつをしますが、その排せつの自立を促すことが目的です。

今までトイレで排せつをすることが当たり前だった子供に、おしっこはトイレでするんだと教えることです。

おしっこが出そうだなと子供が気づき、トイレに行きたいと親に伝えられるようになるまでトレーニングをします。

おまるはそのトイレットトレーニングのために使用します。

おまるを使うことのメリット

おまるのいい点は、どこでも簡単に使えるということです。

排せつがまだコントロールできない幼児にとって、排せつをおむつ以外ですることは、大きな一歩です。

今までおむつにしていたのを突然トイレに連れていかれることは、小さい子にとっては不安に感じてしまうことも多いです。

子供にとってトイレは狭いし、高い便座に座るということが怖いと感じる場合もあります。その点、おまるはリビングなどで使うことができます。

おまるは低く作られているので、子供でも簡単に座ることができます。また遊びの一環として座ることができます。

トイレを怖がる子供にとっては、まずはおまるから始めることをおすすめします。

おまるの使い方

おまるは、子供が尿意を感じたりしたらすぐに座れるように、いつも子供のいる部屋に置いておきます。

そしてトイレかな?と子供がおむつを気にするような仕草があったらすぐに座らせましょう。

またおしっこの間隔が分かっているなら、そのタイミングに合わせて座らせてみましょう。

最初はでなくてもまったく問題ありません。

まずはおまるに慣れることが大切なので、おまるに座ることができたら、大げさに「よく座れたね!」とほめましょう。

おまるに座っている時間を増やすために、座っている時には歌を歌ったり、手遊びをしたりしてもいいです。

おまるは怖くないんだと覚えてもらうことが大切です。

いつからいつまで使う?

おまるは子供がしっかり一人で座れるようになる、またおしっこの間隔が1~2時間空くようになった頃から始めるのが理想です。

1歳過ぎ~1歳半頃からおまるに座る練習をする子供が多いようです。

そのうちおまるからトイレの補助便座に座れるようになったら、そのまま補助便座に変えましょう。

そのほうがより、ちゃんとした排泄をできるようになります。補助便座でのトイレットトレーニングをしていきましょう。

ただおしっこはトイレで、うんちはおまるじゃないとできないという子供もいます。

足を踏ん張れるおまるのほうが排せつしやすいからなので、その場合はしばらくおまるを使いましょう。

トイレトレーニングを上手に進めるコツ

女性

おまるを使ったトイレトレーニングをするための、注意点とコツを説明していきます。

叱らない

トイレトレーニングは親が早くできるようにさせたいと思っても、うまくいかない時はいかないものです。

早くトイレトレーニングが完了する子供もいれば、なかなか上手に進まない子供もいます。

けれど大切なのは、子供をなんでできないの?と叱ったりしないことです。

叱られると子供は、トイレが嫌いになってしまいます。おしっこがおむつに出ているのに、「トイレ」というワードを聞いただけで逃げるようになってしまいます。

また親がトイレトレーニングを熱心にしようとするあまり、怒鳴ったりしてしまうと、子供との信頼関係にも影響をしてしまいます。

少しでもできたら沢山ほめる

もし少しでもできたことがあれば「上手にできたね!」と沢山ほめてあげましょう。

そうすると、子供はママに褒められて嬉しいと思い、またおまるやトイレに座ってみようかなと前向きな気持ちになっていきます。

失敗する時があっても、叱らないことが大切です。時間的に余裕がないと、つい親も焦ってしまいまいがちです。

焦らない

ネットや育児書を見ると、2歳でおむつ外れたといったような内容がよく書かれています。

うちの子はまだ外れていないと、親はつい焦りの気持ちが出てきてしまいます。

けれど親の焦りは子供へも伝わってしまいます。ママがイライラしていると、その気持ちを感じ取って子供はトイレを嫌がってしまったりします。

トイレトレーニングは他の子供と比較をしないで、その子のペースに合わせることが大切です。

どうしても子供がおまるに座るのもいやだという時があれば、いったんトイレトレーニングをお休みしてもいいと思います。

そしてまたおまるに座りたいとなるのを待ってみましょう。

おまるの選び方

おまるの種類はいくつか種類があります。その種類と使い方などについて説明していきます。

またぐタイプ

足を開いてまたぎ、手でハンドルを掴んで座るタイプのおまるです。

このタイプのおまるは両足でしっかり地面を突っ張りやすく、また手でハンドルを掴んでいるので安定感があります。

排せつする時もいきみやすく排せつしやすいです。ただし子供を乗せる時は、下半身のおむつとズボンを脱がせて子供を抱えてまたがせてあげないといけません。

毎回となるとやや親の負担がありますが、子供にとってはまたぐことが遊びの一環として、とらえることができます。

椅子型の座るタイプ

座るタイプのおまるは、普通の様式タイプの便座と同じような形をしています。

足を閉じて座るので、自然に近い体制で排せつすることができます。子供も椅子に座る感覚で座りやすいのが特徴です。

トイレでの排せつへもスムーズに移行することができます。

脱がせる時も、膝下までおむつと服を下すだけでいいので、全部脱がさなくてすみますので、こちらのほうが作業自体は簡単です。

お手入れの方法

おまるはリビングなど部屋に置いておくことが多いので、綺麗に保つようにしましょう。

おまるを使う時は、底にトイレットペーパーなどを敷いておきましょう。

そうすると、おしっこが出ても周りに飛散るのを防ぐことができます。また便がこびりつくのを防ぐことができます。

もしくはペット用のトイレシートなどを敷いておくと、そのまま捨てることもできます。使用した後は、洗剤でよく洗いアルコール消毒をして水気を切っておきます。

ただしノロウイルスなどの感染性胃腸炎の流行る時期は、おまるを使うことは気を付けましょう。

万が一子供が感染性胃腸炎にかかっていたら、家族全員感染してしまう恐れがあるので、消毒はもちろんですが、その時期は少しお休みをするなど対策をしましょう。

おまるの卒業の仕方

おまるで上手に排せつができるようになったら、次はトイレでの排せつの練習に入ります。

トイレに対して抵抗がないような子供の場合は、「そろそろトイレでおしっこしてみようか」と声をかけてあげてください。

けれど今までおまるでの排せつに慣れている子供にとって、トイレを怖がる子供もいるかもしれません。

まずは、子供が何を怖がっているのか把握してあげましょう。トイレの流れる音が怖いのかもしれませんし、足がつかないことが怖いのかもしれません。

トイレの流れる音が怖い場合は、子供がトイレから出た後に流すなど工夫してみましょう。

足がつかない場合は、子供ようの階段がある補助便座を使ってみましょう。

あとはトイレに対して怖いイメージがある場合は、お気に入りのシールや飾りつけをして楽しい場所なんだという風に理解してもらいましょう。

おまるを使わない場合は?

1歳2ヶ月女の子

おまるを使わずに、トイレトレーニングをする方法もあります。

補助便座を使う

大人用のトイレに、子供が座れるための補助便座を使う方法があります。

大人用の便座だと、子供には大きすぎてしまいしっかり座れませんが、補助便座を使うことでおしりをしっかり支えることができます。

また補助便座には取っ手がついているものも多いので、安定して座ることができます。

もし、最初からトイレに座ることに抵抗がない場合は、補助便座からトイレットトレーニングをしてもよいかもしれませんね。

補助便座を使わない

補助便座を使わない方法もあります。子供が補助便座を嫌がる場合もあるからです。

ある程度大きくなると、大人と同じように前を向いて排せつすることができますが、まだ小さいと便器の穴が大きすぎてうまく座ることができません。

そういう時は、子供を抱えて後ろ向きにまたがらせます。

そうすると手前に子供のおしりがある体勢になります。子供は便座の蓋などを掴むことで排せつすることができます。

けれど一度失敗すると怖がってしまう恐れがあるので、慣れるまでは補助便座などを使うことをお勧めします。

おまるを紹介

それではいくつかおすすめのおまるを紹介していきます。

コンビ Combi トイレトレーニング ベビーレーベル おまるでステップ レーベルオレンジ

こちらは6か月から使えるおまるです。

一般的なまたぐタイプのおまるになっています。取っ手がついているので、一人で立てるようになったらしっかり座らせることができます。

また子供の成長に合わせておまるから補助便座にステップアップさせることができます。

また下の部分がステップとしても活用できるので、一人でトイレに行けるようになってからも長く使用することができます。

コンビ Combi トイレトレーニング ベビーレーベル おまる

ベビービョルン 【日本正規品保証付】 イス型オマル ホワイト

こちらはおまるでも椅子型のおまるです。椅子の形になっているので、またぐ必要がなく、自然な体勢での排せつを促します。

また人間工学に基づいて作られているため子供のおしりの形状にぴったりフィットするように形作られています。背中には高い背もたれとひじかけがあり、転ぶ危険が少なくなっています。

中桶が取れるようになっているので、それだけもって洗浄するだけなのでお手入れもとても簡単です。

デザインもとてもシンプルで洗礼されているので、部屋に置いても違和感がありません。

ベビービョルン 【日本正規品保証付】 イス型オマル ホワイト

アガツマ アンパンマン 5WAYおまる おしゃべり付き

こちらは5通りの使い方のできるおまるです。

またぐ、座る、補助便座、踏み台、椅子型補助便座と5つのパターンで使用できるので、おまるから補助便座に移行する時もこれ一台あれば十分事足ります。

また子供の好きなキャラクター仕様で、音楽やおしゃべりもします。また水の流れる音もあるので、トイレの後は水を流すといった動作を覚えることができます。

アガツマ アンパンマン 5WAYおまる おしゃべり付き

Bemixc 3WAYトイレトレーナー 子供用

こちらも、おまると、補助便座、椅子型補助便座と3パターンの使い方ができるタイプのものです。

そのため、長く使用することができます。

またこの商品は踏み台が付いていることが特徴です。子供が歩けるようになると、自分ひとりでトイレに上れて座ることができるので大変便利です。また踏み台が付いていることで、足がつくのでしっかり踏ん張ることができます。

特にうんちができるようになった時、踏んばれるようになっているのは子供にとって排せつしやすいのがメリットです。

Bemixc 3WAYトイレトレーナー 子供用

Anniversarich おまる トイレトレーニング 男の子 ペンギン 取り外し可能

これは少し変わった、男の子用の練習用トイレです。男の子の場合は大きくなると、外では立っておしっこをするようになります。

これはその練習ができるものです。

2歳頃から上手に使えるようになります。

おまるの中心部分にはプロペラがついていて、上手におしっこが当たるとくるくると回り楽しくおしっこをすることができます。

裏面には吸盤とフックがついているので、壁に取り付けることが可能です。

子供の身長の高さに合わせて調整ができます。おまる部分も取り外せるようになっているので、簡単にお手入れができます。

Anniversarich おまる トイレトレーニング 男の子 ペンギン 取り外し可能

まとめ

トイレトレーニングはこうすれば必ず成功するといった方法はありません。

その子にあったタイミングや方法を見つけてあげることが大切です。

そしてママも焦らずに付き合っていくようにしましょう。おまるはトイレトレーニングに役立つ大切なグッズの一つです。

色々な種類があるので、子供にあったものを見つけて、焦らずゆっくりとはじめてみてはいかがでしょうか。