生後3ヶ月の赤ちゃんの様子は?【看護師が解説】

3ヶ月男の子 寝返り

生後3ヶ月にもなると、抱っこが重たくなったなと感じる方も多いでしょう。

この頃の赤ちゃんは、色々な表情を見せたり、授乳の時にキョロキョロとよそ見をしたりすることもあります。

生まれてからこれまで、一生懸命に赤ちゃんのお世話をしてきて、なんとなく生活のリズムが整ってきたかなと感じる頃かもしれませんね。

ここでは、生後3ヶ月の赤ちゃんの成長や生活リズムなど、わかりやすくお話していきます。

3ヶ月の赤ちゃんの成長

3ヶ月男の子だっこ

生後3か月の赤ちゃんの成長発達について説明しますね。

体型

生後3ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、おおよそ次のような体型です。

しかし、出生時体重によって成長具合が違うことや個人差がありますので、この数字に当てはまっていなくても、成長曲線に沿ってこの赤ちゃんなりに増えていれば問題ありません。

心配な時には、医師に相談しましょう。

体重 身長
男児 5.12~8.07kg 57.5~66.1cm
女児 4.84~7.53kg 56.0~64.5cm

遊び

自分の手や足に気が付き、じっと見たりなめたりして遊びます。

握りやすいおもちゃを握ることもできるようになり、音が鳴るおもちゃも大好きです。

表情

生後3ヶ月頃になると、周囲に興味を示し始めます。

授乳の時やその他の時にも、何かの気配や音に反応して、周囲を見回したり、キョロキョロと目で追ったりします。

また、あやすと笑うようになります。

この頃には、視力もより発達し、親の顔や表情を見ることができるようになります。

また、見た表情を真似る能力もあります。

言葉

生後2−3ヶ月頃から、「喃語(なんご)」と言って「あー」「うー」など、意味を持たない言葉を発します。

これは、言葉の始まりと言われています。

赤ちゃんは、まだ複雑な音を発生することができません。

意味のある言葉や、はっきりとした言葉を発するのには、時間がかかりますし、個人差が大きいのです。

親ができることは、たくさん話しかけてあげること、赤ちゃんの言葉に反応してあげることです。

赤ちゃんの声をまねしたり、返事をしてあげたりしてみて下さい。

そのうちに、またその声に反応して、赤ちゃんが喃語を発して、おしゃべりのような感じになってきますよ。

3ヶ月の赤ちゃんの外出の注意点

この頃の赤ちゃんは、寝る、起きる、授乳などの大まかな生活リズムが整ってくる頃ですが、まだまだ読めないことも多いです。

赤ちゃんの機嫌を見て、おでかけできると良いですね。

お出かけのときの服装や持ち物についてお話しましょう。

服装

赤ちゃんの服装

赤ちゃんの服装は季節によって変わります。

寒いときには、足もとも忘れずに防寒しましょう。

汗をかいても、汚れてもいいように着替え一式を持っていくと安心ですね。

ママの服装

ママの服装は、授乳するかもしれないと考えて、母乳をあげている方は授乳服を着て行くといいですね。

動きやすくて、シンプルな服装が良いでしょう。

アクセサリーは、小さいものか付けないほうがいいかもしれません。

赤ちゃんは、手の力がついてきますので、うっかりとママのネックレスに手がかかって、ちぎれてしまうこともあります。

また、抱っこ紐でお出かけする場合は、ヒールの高い靴をはいていると転倒のリスクがあります。

足元が見えにくいですし、赤ちゃんに気を取られることもあります。

低いヒールの靴や、慣れている履き物で出掛けましょう。

持ち物

念の為に、母子健康手帳と保険証や乳幼児医療症などをまとめて持っていると、出先で何かあった時でも慌てずにすみます。

どれくらいの時間出かけるかにも違ってきますが、自分の物以外に下記のものが必要になるでしょう。

また、授乳室の場所やどこでお湯や水が調達できるのかなど、をあらかじめ調べておくと便利です。

よく行く場所は、メモしておくとすぐに探し出せますね。

最近は、お湯と水が手に入る授乳室もがあります。

  • 母子健康手帳・保険証・乳幼児医療証
  • おむつとおしりふき(おしりふきは小さいポケットティッシュタイプのものが軽くて便利です)
  • おむつ変えシートとビニール袋(シートはかさばるようなら、ビニール袋で代用可能です)
  • 着替え1式
  • ミルクとお湯・水(ある程度冷ましたお湯を魔法瓶に入れていくと冷ます手間が省けます)
  • 母乳瓶(プラスチックものだと安全で軽いです)
  • タオルやガーゼハンカチ
  • お気に入りのおもちゃ
  • おくるみなど

たくさんの荷物があると本当に大変です。

できる限り荷物を少なく、軽量にするためには、色々なケースは持って行かず、ジッパー付きの袋などにまとめると見やすく、バラバラになりにくいですよ。

リュックやショルダーバッグなどはお好みで。

自分の準備と赤ちゃんの準備に、どれくらいかかるのかを逆算してみましょう。

出かける直前になって、「赤ちゃんが泣き出した!」「うんちした!」などということは、よくある話です。

その時間も計算に入れて、余裕を持って準備しましょう。

ベビーカーに乗るとよく寝る子、ベビーカーに乗らない子、抱っこ紐が好きな子、色々です。

親子共にできるだけ負担なく、お出かけできるといいですね。

3ヶ月の赤ちゃんの生活リズム

3ヶ月男の子

生後3ヶ月になると、朝起きる、昼寝、夜寝る、授乳の回数など、おおよそ決まってくる頃です。

起きている時間も長く、自分の手足で遊んだり、キョロキョロと周りを見たりして、比較的ご機嫌もよく過ごせるようになってきます。

ミルクの量や間隔

授乳の間隔は、様々ですが、おおよそ3時間前後で、お昼寝が長かったり短かったりすることもあります。

「朝起きてから、午前中にもう一回寝る、昼からも1回寝る」など、時間が決まっていなくても、ある程度のパターンができていることでしょう。

ミルクの量は、下記を参考にしてくださいね。

離乳食が始まるまでの赤ちゃんのミルクの量の目安は、1kg当たり100−200ml程です。

1回の量は、1kg当たり20ml程です。

1kg当たり150mlが平均とすると、5kg赤ちゃんでは1日合計750ml、1回100ml程度の量です。

でも、飲み方に個人差があること、その日の体調によって飲む量が違うこともあります。

おおよその目安だと考えてくださいね。

排泄、オムツの替え方

肛門括約筋が発達し、便を直腸にためておくことができるようになります。

そのため、頻繁に少しずつ排便していた赤ちゃんもまとまって排便できるようになり、便の回数が減ってくることが多いです。

まとまって排便する分、横モレなどに注意しましょう。

睡眠時間

生後3ヶ月頃になると、大まかな朝起きる時間、夜寝る時間、昼寝の時間帯が定まって来ることが多いです。

お出かけなど、いつもと違うスケジュールで動いた場合は、多少の時間のずれはあります。

お風呂

家族と同じように入れてあげてOKです。

暑い夏は、シャワーだけでも大丈夫です。

3ヶ月の赤ちゃんの体調

3ヶ月健診

生後3ヶ月の赤ちゃんは、お母さんからもらっている免疫がまだ効果を発揮していますが、すべての病気をシャットアウトできません。

免疫を上回る病原体が入ってきたら、この時期の赤ちゃんでも発症しますので、気をつけましょう。

赤ちゃんの体調や、3−4ヶ月健診などについて、見ていきましょう。

体調や病気

体調がよければ、冬でも外に出掛けても大丈夫です。

ただ、お母さんからもらった免疫がまだある時期ですが、寒いところ、暑いところ、人混みに長時間いるのは避けたほうがいいでしょう。

この免疫はすべての病気に効くわけではありません。

特に冬は油断しないようにしましょうね。

3−4ヶ月児健診

母子健康手帳には、3−4ヶ月健診のページがあります。

これは、保健センターなどで公費で行われている健診で、無料です。

役所の担当部署から3−4ヶ月健診のお知らせが来ます。

他の健診と同様に、身長、体重、胸囲、頭囲などの測定の他、栄養状態、首のすわりなどを診てくれます。

あやすと笑うか、目の動きがおかしくないかなどの問診もあります。

保健センターなどでの健診は、3−4ヶ月、1歳6ヶ月、3歳の健診が行われます。

多くは、育児相談コーナーが設けられており、保健師や助産師が相談に乗ってくれます。

心配なことがあれば、その時に相談できますので受けましょう。

お知らせが来ますが、万が一ということもありますので、お知らせが来なければ問い合わせましょう。

3ヶ月のママの体調

授乳 母乳

産後3ヶ月にもなると、体調は良くなり、普段と変わらないようになってきています。

ただ、育児による腕の腱鞘炎や腰痛などを訴える方もいらっしゃいます。

赤ちゃんのお世話を優先して、腕が痛くても腰が痛くても仕方がないと思わず、早めに受診しておきましょう。

育児の姿勢は、身体に負担なことが多いものです。

例えば、オムツ替えは、ベビーベッドの上で中腰でしないこと、まっすぐ立つか、畳にでも寝かせて座ってするほうが腰の負担は少ないです。

まだまだ手をかけてあげなければならない時期が続きます。

自分の安楽さも考慮しながらできるといいですね。

まとめ

3ヶ月女の子

生後3ヶ月の赤ちゃんの成長や生活リズムなどを、詳しくご説明しました。

赤ちゃんの生活リズムや成長には、個人差があります。

あまり周りと比べないようにしましょう。

今の時期は、赤ちゃんが、安全にリラックスして過ごせるようにお世話が必要です。

同時に、ママの健康やリラックスの時間も必要なんです。

適度に息抜きをしながら過ごせるといいですね。