運動発達遅延/発達性協調運動障害の症状、治療方法、ホームケア

運動発達遅延/発達性協調運動障害とは

運動発達遅延は末梢神経の病気や、筋ジストロフィーなどの筋肉の病気がないのに、運動能力に遅れが現れる時に使われる診断名。発達性協調運動障害は運動能力に遅れや障害が現れたり、細かな動きができずとても不器用に見える病気です。運動発達遅延の場合はいずれ発達が追いつくことが多いですが、脳性麻痺などの病気が見つかることもあります。発達性協調運動障害の場合は極端に不器用で、日常生活に支障をきたします。

運動発達遅延/発達性協調運動障害の症状

運動発達遅延
首のすわり、ハイハイ、一人歩きなど発達の遅れが見られます。
発達性協調運動障害の症状
縄跳び(手で回して飛ぶ)やハサミで紙を切る(紙を持ってハサミを動かす)自転車に乗る(バランスを取りながら足で漕ぐ)、などいくつかの動作を一度にまとめてできない。ボタンを留める、字バランスよく書く、箸を上手に使うなどの細かな動作もうまくできません。

運動発達遅延/発達性協調運動障害の合併症

発達性協調運動障害学習障害(LD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)を合併していることがあります。

運動発達遅延/発達性協調運動障害の治療法とホームケア

症状や年齢によって治療方法は異なりますが、どちらも早期に発見し適切な時期に適切な治療や療育をすることが大切です。治療は専門の医師の説明をよく聞き、しっかりと理解し指示に従って治療をしましょう

 

運動発達遅延の場合は(脳性麻痺や筋ジストロフィーなどの病気を除く)、赤ちゃんと様々な遊びをさせて刺激を与えてあげましょう。その場合、感覚統合遊びがおススメです。赤ちゃんが楽しく遊び楽しく学ぶことが大切です。赤ちゃんが嫌がるときや嫌がることを無理矢理させるのは止めましょう。

 

発達性協調運動障害はただの不器用な子と思われ、周りから非難されたりからかわれたり、両親や家族もできない子供を強く叱ってしまうことがあります。このような行動は本人の自信を喪失させ、うつ病やチックなどの精神疾患を合併してしまうことがあります。

 

本人はやらないのではなく、やりたくてもできないのです。家族や周囲はこの病気をしっかりと理解し受け入れることが大切です。この病気は一人で治すことはできないので、家族で病気と向きあうようにしましょう。また、幼稚園や保育園、学校に通っている場合は、担任や周りの生徒の理解も大切です。治療は気長に根気よく、前向きに続けましょう。