急性脳症の症状、治療方法、ホームケア

急性脳症とは

急性脳炎と症状がよく似ていますが、急性脳症は脳に直接ウイルスや細菌の感染が見られず、原因は不明で、インフルエンザや水ぼうそう、突発性発疹などのウイルスに感染後発症する事があります。14歳以下の子供におこりやすくとくに9歳以下の子が多い。急性脳症の一つにライ症候群があり、解熱剤のアスピリンとの関係が指摘されています。子供が発熱した時に解熱剤を使用するときは注意が必要です。急性脳症も急性脳炎と同様に早期発見、早期治療が大切です。

急性脳症の症状

急性脳症ははじめに風邪やウイルス感染時の症状が現れ、その後数時間から数日後に意識障害、異常行動、痙攣、昏睡状態などの症状が現れるパターンが多いです。急激に脳がむくみ症状が急速に進行します。

 

次のような症状が現れることもあります。

 

  • ボーっとしている
  • ウトウトしている
  • 元気がない
  • 呼びかけたりゆすったりしないと目が開かない
  • 奇声を上げる
  • 幻聴や幻覚(例:静かなのにうるさいと言う、居ないものが見えると言う)
  • 意味不明の言葉を話す
  • ろれつが回らない
  • 何かにおびえたり怖がったりする
  • 人物や食べ物がわからなくなる(例:ママやパパがわからなくなる、何でも口に入れる)
  • 感情の起伏が激しくなる(例:急に怒りだしたり、泣きだす)
  • 興奮状態
  • 自分の手を噛む、自分以外の人を噛むなどの異常行動
  • 暴れる など

上記のような行動が見られた場合はすぐに病院を受診しましょう。

急性脳症の後遺症

重度の場合、発達遅延、てんかん、運動障害、知的障害などの後遺症を残すことがあります。

急性脳症の治療法

脳のむくみをとり脳圧を下げるために脳圧降下剤を使用します。その他症状に合わせて様々な治療が行われます。

急性脳症のホームケア

急性脳症は早期に発見し治療することが大切です。少しでも急性脳症を疑うような症状が現れた場合は、すぐに病院を受診しましょう。感染症に罹った時は感染症の症状や急性脳症の症状、緊急時の連絡先などをしっかり調べておきましょう。

 

さっきまで元気に走り回っていた子供が、急に元気が無くなり急性脳症を発症し、危険な状態になってしまうことも有ります。たかが風邪、ただの微熱と安易に考えず、病気のときはなるべく目をはなさないようにしましょう。小学生や中学生でも急性脳症に罹ることがあるので、感染症に罹っているときは、こまめに様子を見るようにしましょう。少しでもおかしいなと思ったら病院を受診しましょう。